ソリューション企業総覧 Web版
ミヨシ油脂

ミヨシ油脂

環境ソリューション企業編

高分子金属捕集剤「エポフロックR-3」に注力


ミヨシ油脂株式会社

http://www.miyoshi–yushi.co.jp/


 

 ミヨシ油脂では、液体キレートの「エポフロック」とキレート樹脂の「エポラス」を組み合わせた廃水処理システムで、水銀・鉛・カドミウムといった重金属のほぼ完璧な処理を可能としている。

 現在、処理のターゲットは亜鉛やニッケルなどのいわゆる重金属以外の金属に拡大しており、特に亜鉛は平成18年に規制の強化が発表、平成23年12月10日以降は2 mg/Lの基準が適用されることとなり、これについてはすでに廃水処理の改良や最適化等の対応がされていることと思われる。一方ニッケルは水質汚濁防止法に定められる基準はないものの、一部の自治体等において、1〜2 mg/Lの上乗せ基準が定められていたり、事業所において自主基準を設けるなど、独自の規制を行なっている。このような状況の中で、安定した処理効果や廃水処理に係るコスト、汚泥を含む廃棄物の削減などの面で更なる改善への取り組みが進んできているのが現状である。

 「エポフロックR―3」は亜鉛やニッケルの除去という点に関しては、「エポフロックL―1」と比較して低濃度まで処理できる性能を有していることが最大の特徴であり、開発から現在に至るまで電子部品製造などの民間製造業への対応が増加し、高い評価を得るまでとなった。

■特徴
 1)簡単な処理方法: エポフロックR―3を添加するだけで金属を簡単に除去できる。
 2)優れた処理能力: 強力なキレート結合により金属を捕集する。従来の技術では処理困難な廃水であっても処理が可能。
 3)処理コストが大幅に削減: エポフロックR―3を使用することで無機凝集剤(塩化第二鉄、PAC、硫酸バンド等)の使用量を低減することができる。また、消石灰等、中和剤の使用量を低減できるとともに、スラッジの発生量を低減できるため処理コストが大幅に削減できる。

■使用方法
 1)添加と攪拌: エポフロックR―3を原液または2〜50倍希釈して添加し約10分間攪拌する。
 2)添加量の設定: 一般的な重金属処理では10〜100 mg/Lの範囲で使用。
 3)処理pH: 廃水の適用pHは4〜10の範囲で使用。
 4)補助薬剤の使用: 無機凝集剤(塩化第二鉄、PAC、硫酸バンド等)、高分子凝集剤などの添加により、さらに処理効果が高まる。

■使用実例
 電子部品製造工場廃水の処理 [処理条件]

エポフロックR―3添加量 30 mg/L 30mg/L
塩化第二鉄添加量 100 mg/L 100mg/L
処理pH 8  8
ミヨフロックAP―800添加量 2 mg/L 2mg/L

 

 

 

 

ミヨフロックAP―800はミヨシ油脂の高分子凝集剤です。

 

 

[処理結果](pH以外の単位:mg/L)

分析項目 亜鉛(Zn) ニッケル(Ni) 銅(Cu) pH
原廃水 20.1 59 7.1 6.3
処理水 0.05未満 0.01未満 0.05未満 8.0

 

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